株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート朝版】2025年02月26日

【ゴールド概況】
 ゴールドの2月25日終値は2915.8ドル、前日比35.6ドル安。取引レンジは2887.7ドルから2952.3ドルの64.6ドル幅。

 反落。弱めの米経済指標から米10年債利回りはさらに低下しているが、史上最高値を更新したことによる利益確定売りや、またその他市場急落に伴う換金目的の売りが膨らんだ模様だ。もっともトランプ関税を巡る懸念は根強く、2,900ドルの大台割れではすぐさま買い戻されるなど、下値もしっかりしている印象はまだ強い。

 高値圏であるという事実はまだ変わっていないものの、メキシコ・カナダに対する25%関税の発動期日が来月4日に迫っている以上、米インフレ再燃を警戒する声は大きい。これに直近の米景気減速を示唆する弱い米経済指標を鑑みればスタグフレーションも意識せざるを得ないのが実状でもある。週末28日に予定されるPCEコア・デフレータを確認するまではその懸念が拭いきれないだけに、金利のつかないゴールドには追い風が吹きやすいと見るべきだろう。そしてここまで押せば、まだ下値はしっかりを前面に出したいと考えたいところだ。
(9:40)


【シルバー概況】
 シルバーの2月25日終値は31.720ドル、前日比0.629ドル安。取引レンジは31.278ドルから32.468ドルの1.190ドル幅。

 3日続落。米景気悪化を示唆する米経済指標が相次いでいることが、実需絡みのニーズを持つシルバーを直撃している模様だ。米10年債利回り低下に反し、換金売りと見られる動きでゴールドが下落したことも、シルバーのセンチメントをさらに押し下げた印象は否めないところだ。

 連日の記載になるが、テクニカル的には頭打ちを意識せざるを得ないのが実状といえる。ただ日足・一目均衡表の雲に支えられた後に反発し、下げ幅の3分の2以上を取り戻したという経緯から見ると、やはり期待は残存すると見るのが自然だ。特にこの3日続落で、その雲上限にかなり近づきつつある。まだ値幅は存在しているだけにもう一段押す可能性はゼロではないが、それでもその余地は小さいと考えたいところだ。
(9:45)

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